「米国再建」に向け団結訴え トランプ氏、一般教書演説

5日、米連邦議会議事堂で一般教書演説をするトランプ大統領=ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は5日夜(日本時間6日午前)、上下両院合同会議で一般教書演説を行い「国民の生命と雇用を守る移民制度をつくる道義的義務がある」と不法移民対策の強化を訴えた。対立する民主党が下院の多数派を握ったことで、不法移民阻止のためのメキシコ国境の壁建設など目玉政策は停滞。トランプ氏はインフラ整備など「米国再建」に向けて政治的膠着の打開を呼び掛け、国益を優先する「米国第一」主義の外交追求を宣言した。

 トランプ氏は「偉大さへの選択」をテーマに演説。共和、民主両党が放置してきた問題に歴史的スピードで取り組んだと述べた。


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