2019年2月5日 23:46 | 無料公開
ドイツのバーデンバーデンで、バンクシーの細断作品を展示場所に設置する美術館員=4日(ロイター=共同)
【ベルリン共同】ドイツ南西部バーデンバーデンのフリーダ・ブルダ美術館で5日、ロンドンで昨年10月に落札直後、シュレッダーで自動的に半分ほどが細断され話題になった路上芸術家バンクシーの作品の展示が始まった。落札後の一般公開は初めて。
3月3日まで同美術館で、同月7日からはシュツットガルトの美術館で展示される。
ロイター通信によると、美術館側は公開前、額縁内に隠されていた細断機から電池を外し配線を切断、作品がこれ以上細断されないようにした。
作品を落札した女性は細断後も予定通り104万2千ポンド(約1億5千万円)で購入した。