2019年2月5日 10:29 | 無料公開
2016年8月、米国野球殿堂博物館に、メジャー3千安打を達成した際のユニホームを寄贈するマーリンズのイチロー。左はジェフ・アイドルソン館長=マイアミ(共同)
【ニューヨーク共同】米国野球殿堂は4日、ジェフ・アイドルソン館長(54)が7月の殿堂入り式典を最後に退任すると発表した。同館長は日本球界への造詣も深く、イチローと親交がある。
アイドルソン氏はレッドソックスとヤンキースの球団職員を経て、1994年から米国野球殿堂に勤務。2008年に館長に就任した。同氏は「25年間、野球史の消えることのない瞬間を目撃できた」と談話を発表した。
米国野球殿堂はニューヨーク州クーパーズタウンにあり、イチローがメジャー3千安打の達成時に使用したユニホームやスパイクなど、日本人大リーガーの記念品も多い。