ジャンプ、鳥人ニッカネン氏死去 W杯46勝、五輪金4個

1988年のカルガリー冬季五輪90メートル級ジャンプで飛躍するマッチ・ニッカネン(共同)

 国際スキー連盟(FIS)の公式サイトは4日、ノルディックスキーのジャンプ男子でワールドカップ(W杯)通算46勝のマッチ・ニッカネン氏(フィンランド)が死去したと伝えた。55歳だった。死因は不明。引退後は飲酒の問題に悩まされていた。

 「鳥人」の異名を取ったニッカネン氏は冬季五輪では、1988年カルガリー大会での3冠を含む四つの金メダルを獲得した。W杯通算46勝は2013年にグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)に抜かれるまで最多記録だった。(共同)


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