北日本、風強まり大荒れに 気象庁、交通障害に警戒

雪が降り積もった北海道旭川市内=4日午後

 北海道を中心に5日にかけて非常に強い風が吹き、天気が大荒れになる見込みだ。大雪のため、昨年2月上旬には福井県の国道で約1500台の車が立ち往生するなどした記憶も新しい。気象庁は4日、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら千島近海を東寄りに進んでおり、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が強まる。海もしける見通し。

 北海道では羅臼町で4日午後、34・7メートルの瞬間風速を観測。幌加内町では4日夕までの12時間に降雪量が20センチを超えた。


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