首相「GDPに影響なし」 統計不正、野党は組織隠蔽追及

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衆院予算委で答弁する安倍首相=4日午後

 安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、厚生労働省の毎月勤労統計の不正問題に関し「国内総生産(GDP)には影響はない。他の統計への影響を関係省庁で精査している」と述べた。野党は、不正を調査する特別監察委員会が組織的隠蔽を否定したことを批判し、厚労省の外に調査機関を設置するよう要求した。根本匠厚労相は省外設置案を拒否。首相は「監察委が行う検証や実態解明は厚労省職員の関与を極力排除した形で行うのが望ましい」と強調した。

 野党は賃金構造基本統計の不正で更迭された厚労省幹部の参考人招致を求めたが、与党は後任が答弁すべきだとして拒否した。