米朝再会談、詰めの協議へ 特別代表がソウル入り

3日、韓国の仁川国際空港に到着した米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(共同)

 【ソウル共同】米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は3日、ソウルを訪問した。北朝鮮、韓国とそれぞれ協議し、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談に向けた詰めの調整を行う予定で、北朝鮮側が非核化でどこまで歩み寄るかが焦点だ。

 トランプ氏は5日の一般教書演説で再会談の日程や場所を発表する可能性がある。米朝は再会談を2月下旬に開くことで合意し、ベトナムでの開催が有力視されている。

 米政府はビーガン氏の詳しい日程を明らかにしていないが、滞在中に韓国外務省の李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長と会談するほか、北朝鮮側とも協議するとみられる。


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