舞妓さんらが豆まき、幸せ願う 京都・八坂神社の節分祭

八坂神社の節分祭で、華やかな着物姿で豆をまく舞妓ら=2日午後、京都市

 京都市東山区の八坂神社で2日、節分祭が始まった。花街の舞妓らが華やかな着物姿で「福は内」と豆をまき、1年の幸せと無病息災を願った。

 京都五花街の一つ、宮川町の舞妓が本殿前で舞を奉納。芸妓や年男・年女の氏子らとともに豆が入った小袋をまくと、集まった参拝者たちは福を受け取ろうと懸命に手を伸ばした。

 兵庫県姫路市の無職清原信幸さん(63)は小袋を手に「昨日が誕生日。良いプレゼントをもらいました。これで健康でいられます」と笑顔だった。

 八坂神社によると、例年節分の前日と当日に祭りを実施。当日の3日には、祇園甲部と祇園東の舞妓らが豆まきをする。


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