ボコ・ハラム、60人殺害 ナイジェリアの町破壊

 【ナイロビ共同】イスラム過激派ボコ・ハラムが1月28日にナイジェリア北東部ボルノ州の町ランに大規模攻撃をしかけ、住民60人以上を殺害した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが1日、発表した。町の大部分が破壊されたという。

 アムネスティは「戦争犯罪に当たる可能性がある」と非難した。ロイター通信によると、ランに駐留していたナイジェリア軍部隊は十分な兵力や武器がなく敗走した。

 アムネスティによると、バイクに乗ったボコ・ハラムの戦闘員らが建造物に火を放ち、逃げ惑う住民を殺害した。衛星写真を分析したところ国内避難民が住んでいた住居の多くが焼失したという。


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