奄美・沖縄、世界自然遺産再挑戦 政府が推薦書提出

 政府は1日、2020年の世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の推薦書を、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部に提出した。推薦は17年に続き2回目。今年9〜10月ごろのユネスコ諮問機関による現地調査を経て、20年夏の世界遺産委員会で登録の可否が審査される見通しだ。

 奄美・沖縄は、亜熱帯気候の広大な常緑広葉樹林にアマミノクロウサギやヤンバルクイナなど多くの固有種が生息する。前回の推薦では、推薦区域の設定に問題があるとして諮問機関が登録延期を勧告。政府はいったん推薦を取り下げた。


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