IOC、五輪暑さ対策を高評価 組織委は今夏各国へ周知

 国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は1日、2020年東京五輪で重要課題になっている暑さ対策を巡り、大会組織委員会が進めている準備について「驚くべき手腕。日本でなければ、これほど細かくはできない」と高く評価した。東京都内で行われた組織委との2日間の合同会議終了後に取材に応じた。

 組織委の武藤敏郎事務総長は、今夏に各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)を招いて都内で開催する団長会議で、暑さ対策について各NOCに周知する考えを示した。昨夏の猛暑を受け、競技開始時刻も変更し、男女マラソンは午前6時に、男子50キロ競歩は5時半になる見通し。


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