石垣、沖縄市が県民投票を実施へ 関連予算可決で市長表明

沖縄県民投票を実施する方針を表明する石垣市の中山義隆市長=1日午前、石垣市役所

 沖縄県石垣市の中山義隆市長は1日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票を実施する方針を表明した。市役所で記者団に明らかにした。市議会が関連予算を否決したことを受け、不参加を表明していた。同様に不参加としていた沖縄市の桑江朝千夫市長も同日、参加を明言した。

 石垣、沖縄両市の市議会は同日、県民投票の関連予算を可決した。中山氏は「市議会が賛成多数となった。市としても県民投票には協力態勢をつくり、実施していく」と述べた。石垣、沖縄両市とも2月24日に実施する方針だ。


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