2019年1月31日 11:37 | 無料公開
ウランとみられる物質の売買の構図
インターネットのオークションサイトでウランの可能性がある物質が売買されていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁生活環境課は物質を押収。日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)に鑑定を依頼した。劣化ウランやウラン精鉱とみられるという。出品した人物や落札した人物を特定しており、原子炉等規制法違反(譲渡など)容疑を視野に任意で事情を聴取。出品者が物質を入手した経緯を詳しく調べている。
捜査関係者によると、出品されていたのはガラス管に入った微量の粉末。サイトには「ウラン99・9%」と記載されていた。簡易的な検査で放射線が確認されたという。