「教諭わいせつ」で提訴、千葉 小6女児不登校に、PTSDも

千葉県の女児が心境をつづった手紙の一部

 千葉県の小学6年の女児(12)が通学先の30代の男性教諭に胸を触られるといったわいせつ行為を受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)になり登校できなくなったとして、教諭や県などに計約1千万円の損害賠償を求め、両親とともに30日、千葉地裁に提訴した。

 県教育委員会によると、教諭は脇や顎の下をくすぐったことは認め「励ますつもりだった。胸は触っていない」と話した。わいせつ目的は否定しているという。

 訴状によると、小学5年だった2017年9月ごろから、学校の廊下などで脇をくすぐられたほか、18年2月以降、1人でいた際に胸を触られることが複数回あったとしている。


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