被災地、嵐に「元気もらった」 西日本豪雨でエール

 嵐のメンバーは昨年7月、西日本豪雨で多くの住民が犠牲になった岡山、広島、愛媛の各県に入り、エールを送った。「元気をもらった」と語る被災者は27日、活動休止の発表に、感謝とねぎらいの言葉を寄せた。

 「最も大変な時期に励ましに来てくれ、多くの被災者にとって生きがいになった」。広島市安芸区の避難所で世話役を務めていた浦野紀元さん(74)はこう振り返る。

 発生から約2週間後、メンバーの松本潤さんが浦野さんの避難所に駆け付けた。「被災時の体験談にじっと耳を傾け、記念撮影にも応じてくれた」。疲労感漂う避難所の雰囲気が明るくなったという。


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