アマゾン、配達ロボット実験 米西部、歩く速さで自走

米アマゾン・コムの配達ロボット「アマゾン・スカウト」(同社提供・共同)

 【ニューヨーク共同】米インターネット通販大手のアマゾン・コムは23日、米西部ワシントン州スノホミッシュ郡で、自走式の小型配達ロボット「アマゾン・スカウト」の実験を始めたと発表した。将来的な輸送コストの削減につなげる狙いとみられる。

 配達ロボは六つの車輪を使い、歩く速さで配達ルートを自動走行する。実験は平日昼間に実施し、6台を使用する。当初はアマゾンの従業員が配達に同行する。

 アマゾンが公開した映像では、配達ロボは住宅地の歩道や横断歩道を走行。配達先の民家に到着すると停車して、ロボの上部のふたが開き、女性が小包を取り出した。


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