ソフトバンクに行政指導 総務省、昨年の大規模通信障害

ソフトバンクグループの本社が入るビル

 総務省は23日、昨年12月に全国で大規模な通信障害を引き起こしたソフトバンクに対し、電気通信事業法に基づき行政指導した。厳重注意するとともに、障害発生時の復旧作業や利用者周知の徹底を要請した。業界全体で再発を防ぐため事故の詳細について情報共有する場を設けることも求めた。

 通信障害は6日午後1時39分に発生。午後6時4分までの約4時間半にわたり、約3060万回線に影響した。原因はスウェーデン通信機器大手エリクソン製の交換機でソフトウエアに異常が起きたためだった。


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