県立高校に人の頭蓋骨や脳、佐賀 標本として保管

 佐賀県教育委員会は23日、県立高校3校で人の頭蓋骨やホルマリン漬けの脳の標本計3点が保管されていることを確認したと明らかにした。県警の鑑定でいずれも人のものと確認されたが「事件性は低い」との説明を受けたという。保管された経緯は不明。

 同県みやき町の三養基高ではホルマリン漬けにされた脳の標本が、佐賀市の佐賀西高と神埼市の神埼清明高では頭蓋骨がそれぞれ1点ずつ保管されていた。

 全国の学校で本物の人体標本の発見が相次いだことから、県教委が昨年12月、県立校に調査を依頼。3高校から「人のものかもしれない」などと連絡があった。


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