名古屋市6会議でも文書作成せず 7年間指針に違反

 名古屋市が幹部会の議事概要をまとめた文書を指針に反して7年間作っていなかった問題で、同様に指針に従って概要を作成、公表する必要がある庁内会議のうち、少なくとも六つの会議でも作っていなかったことが22日、市への取材で分かった。担当者は「指針の存在を知らなかった」「担当者が失念していた」などと話している。

 市によると、指針を所管する市政情報室の指示を受け、各会議の所管課が作成状況を確認中で、未作成の会議は今後さらに増える可能性がある。

 未作成が確認されたのは「名古屋市空家等対策推進会議」や「名古屋市文化振興計画推進会議」など。


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