2019年1月22日 21:07 | 無料公開
カルロス・ゴーン被告
【パリ共同】フランス自動車大手ルノーは24日に取締役会を開く。ルノー筋が22日、明らかにした。会長兼最高経営責任者(CEO)の座にとどまる日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告を交代させ新経営体制を決める見通し。フランスのメディアはルノーがゴーン被告に辞表を提出するよう要請し、被告も受け入れる意向だと報じた。
フランス紙フィガロによると、新経営体制については、ゴーン被告が兼任してきた会長職とCEO職を分け、後任の会長にタイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEO、次期CEOには現在CEO代理を務めるティエリー・ボロレ氏が昇格する見通しとした。