サラリーマン川柳100選発表 平成最後、肩身狭さに悲哀

サラリーマン川柳の主な入選作品

 「ジュエリーを 平成最後と ねだる妻」―。第一生命保険は22日、恒例の「サラリーマン川柳」の入選作100句を発表した。平成の終わりを意識した句のほか、職場で進む働き方改革や家庭での肩身の狭さといった会社員の悲哀を描いた作品が集まった。

 企業では残業の削減やオフィス以外でも働ける取り組みが進んでいるが、「テレワーク そばに妻いて 緊張し」となる事例も。無駄な仕事が減る半面で「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」との嘆きもあった。

 「叱っても 褒めても返事は 『ヤバイッス!』」など、職場や家庭でコミュニケーションに悩む作品も目立った。


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