新元号、衆参正副議長から聴取へ 政府、4月1日実施調整

皇居の宮殿(左)と宮内庁

 政府が4月1日に公表する新元号の選定に当たり、衆参両院の正副議長から同日中に意見聴取を行う方針を固め、日程調整に入ったことが分かった。関係者が21日、明らかにした。

 国民から選ばれた国会議員で構成する立法府の代表者の意見を聞くことで、国民の声を新元号の選定に反映させる狙いがある。平成改元時の手続きを踏襲する。

 政府が1979年の元号法成立を受けて定めた「元号選定手続き」によると、新元号の原案について「衆参両院の議長および副議長に連絡し、意見を伺う」と規定している。


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