フェンシングの競技者増を スポーツ庁、推進事業委託

記者会見後にポーズを取る日本フェンシング協会の太田雄貴会長(右)とスポーツ庁の鈴木大地長官(中央)ら=21日、東京都内

 スポーツ庁は21日、2020年東京五輪後も見据えて各競技団体の基盤強化とスポーツ産業の活性化を図る一環で、日本フェンシング協会に「スポーツビジネスイノベーション推進事業」を委託すると発表した。全国各地の体験型レジャーの予約サイトを運営する「アソビュー」(東京都)と連携し、競技者数を増やす共同事業として体験イベントなどを実施する。

 2月には応募者が、フェンシングの08年北京、12年ロンドン両五輪銀メダリストで日本協会の太田雄貴会長と対戦するイベントも企画。共同記者会見に出席した太田会長は「気軽に始められるような仕組みを作りたい」と述べた。


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