出頭の男、金に困っていたと説明 東京・16年前の強殺事件

2002年12月、男性が死んでいるのが発見された現場のアパート=東京都足立区

 東京都足立区のアパートで2002年12月、会社員成嶋健太郎さん=当時(23)=が殺害され、財布などが奪われた事件で、昨年12月に警視庁に関与を明かした台東区の40代後半の男が、その後の任意の事情聴取に「金に困っていた」と説明していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。同庁は21日にも強盗殺人容疑で逮捕状を請求する方針。

 捜査関係者によると、現場に残されていた指紋を最新技術で鮮明化して調べ直したところ、男の指紋と一致した。男は成嶋さんと面識がなかったという。


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