日米共同訓練、実施の地元に説明 滋賀、住民は中止要求

 陸上自衛隊と米海兵隊が2月に饗庭野演習場(滋賀県高島市)などで実施する日米共同訓練について、防衛省近畿中部防衛局が20日、地元住民への説明会を開いた。参加した住民からは訓練中止を求める声が相次いだ。

 日米共同訓練は2月4〜15日に実施され、4日と5日には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが最大で4機程度参加する予定。住民からは「オスプレイは市街地を避けて飛行するとの説明だが、本当にできるのか」と不安視する意見が出た。

 饗庭野演習場では昨年11月、81ミリ迫撃砲が国道付近に誤射され、民間の車が破損する被害が出た。


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