疑念払拭へ「説明責任」と五輪相 批判高まる竹田氏に

桜田義孝五輪相

 桜田義孝五輪相は18日の閣議後の記者会見で、2020年東京五輪招致を巡る贈賄容疑者としてフランス司法当局から正式捜査を開始された日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長について「疑念を払拭できるような説明責任を果たしていただきたい」と求めた。

 招致委員会の理事長だった竹田氏は15日の記者会見で質疑に応じなかったことなどに批判が高まっており、五輪相は「(説明責任を果たす)具体的な方法はご自身で判断されるのではないか」とも述べた。

 国際オリンピック委員会委員の買収に使われた疑いが持たれているコンサルタント会社への支払いに関し、不正を改めて否定した。


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