消費者物価2年連続プラス 18年0・9%上昇、原油高

総務省

 総務省が18日発表した2018年平均の全国消費者物価指数(15年=100、生鮮食品を除く)は前年比0・9%上昇の101・0となった。原油高に伴うエネルギー関連品目の値上がりが主な押し上げ要因で、プラスは2年連続。伸び率も2年連続で前年を上回った。

 品目別では、ガソリンが12・2%、電気代が4・5%それぞれ上昇した。生鮮食品を除く食料も、外食用ビールやヨーグルトなどの値上がりで1・0%上がったほか、欧州向けが好調だった外国パック旅行費も8・8%上昇。携帯電話の通信料は4・4%下がった。

 生鮮食品とエネルギーを除いた指数は0・4%上昇の101・0となった。


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