2019年1月17日 19:49 | 無料公開
インタビューに答えるカトリック長崎大司教区の高見三明大司教
被爆地の広島と長崎を今年の終わりごろに訪れる意向を示したローマ法王フランシスコが、長崎の地から核兵器廃絶への強い思いを発する考えを周辺に伝えていることが分かった。カトリック長崎大司教区の高見三明大司教が17日、共同通信に明らかにした。
法王は、原爆が投下された74年前の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真を、カードに印刷して配っている。昨年12月にバチカンで面会した高見氏によると、法王は「長崎から、核兵器は使用だけでなく製造も含めて、非倫理的だということを強く訴えたい」と語った。