悪ふざけ動画の禁止規定を明確化 死亡の危険とユーチューブ

iPad上に置かれたユーチューブアプリのアイコン(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米グーグル系の動画投稿サイト「ユーチューブ」は16日までに、危険な行為や悪ふざけの動画を禁止する規定を明確化した。動画の閲覧数を増やそうと過激な内容の投稿が相次ぎ、安全面や周囲への悪影響を指摘する声がある中、利用者に危険行為や悪ふざけがまん延するのを防ぐのが狙い。

 ユーチューブは、死亡する可能性のある危険行為として、カプセルに入った色付きの液体洗剤を食べる動画、体に可燃性の液体をかけて火をつける動画を挙げた。家に侵入するなどけがを誘発する可能性がある悪質な動画も禁止に。

 子どもの心に深刻な苦痛を与えかねないような内容の投稿も禁止した。


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