大阪空港の航空管制官を書類送検 酒気帯び運転容疑

 大阪府枚方市で飲酒運転をして物損事故を起こし、同居の女性(37)を身代わりにしたとして、府警は17日、道交法違反(酒気帯び運転)と犯人隠避教唆の疑いで、大阪(伊丹)空港の男性航空管制官(55)を書類送検した。

 送検容疑は昨年11月11日夜、枚方市の国道170号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転してガードレールにぶつかり、女性に「自分が運転していた」と申告させた疑い。

 交通捜査課によると、管制官は府内の実家で缶ビールなどを飲んだ帰りだったという。事故車両を目撃した通行人が通報。管制官は現場で警察官に「妻(同居の女性)が運転していた」と説明した。


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