ケニアの襲撃、死者21人に 邦人被害なし、病院で28人治療

 【ナイロビ共同】ケニアの首都ナイロビの高級ホテルで15日起きた襲撃で、警察は16日、死者が7人増え21人になったと発表した。他に28人が病院で治療を受けている。在ケニア日本大使館によると、邦人が死傷者に含まれているとの情報はない。

 警察によると、死者21人のうち16人はケニア人、3人がアフリカ出身者、米国人と英国人が各1人という。治安部隊は実行犯5人も全員殺害した。

 事件は15日午後3時ごろ、ホテル脇に止まっていた車が爆発。ほぼ同時にホテル正面で実行犯1人が自爆し、銃撃が続いた。隣国ソマリアを拠点とするイスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。


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