2019年1月16日 19:35 | 無料公開
毎月勤労統計の不適切調査問題で総務省統計委員会の会合が17日に開かれるのを前に、厚生労働省に是正を求めた西村清彦委員長が16日、共同通信のインタビューに応じ「政府の予算削減の影響が背景にあるのではないか」と述べた。
西村氏は、厚労省が2004年に東京都の従業員500人以上の事業所調査を抽出に切り替えたことを巡り「当時は財政危機でさまざまなコストカットが行われた。厚労省でも、短期的な結果が出にくい統計の部署に人材や予算面でしわ寄せがいったのではないか」と指摘した。