世界遺産、奄美・沖縄推薦決定へ 17日に、20年登録の可否審査

ヤンバルクイナ=沖縄県国頭村

 政府は16日、世界遺産条約の関係省庁連絡会議を17日午後に開くと発表した。自然遺産候補の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に再推薦することを正式に決める。2月1日までに推薦書を提出。ユネスコ諮問機関による現地調査を経て、2020年夏の世界遺産委員会で登録の可否が審査される見通しだ。

 日本の世界自然遺産は現在、知床(北海道)、小笠原諸島(東京)など4件。政府は17年に奄美・沖縄を推薦したが、昨年、内容に課題があるとして諮問機関から登録延期を勧告され、いったん取り下げた。


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