ルノー「ゴーン後」体制へ 週末にも取締役会と仏紙

 【パリ共同】フランス紙レゼコーとフィガロの電子版は15日、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告の保釈請求が却下されたことを受け、被告がトップの座にとどまる自動車大手ルノーが今週末にも取締役会を開き「ゴーン後」の経営体制を固める見通しだと伝えた。

 連合を組む日産や三菱自動車は既にゴーン被告を会長職から解任。ルノーは不正を認定する十分な情報がないとして、会長兼最高経営責任者(CEO)からの解任を見送っている。

 レゼコーによると、保釈請求却下に対する被告側の準抗告も退けられた場合、ルノーは今週末にも取締役会を開く見通し。


  • LINEで送る