茨城県、キャッシュレス決済推進 オリガミと協定締結

キャッシュレス決済の推進を目指す協定の締結式で写真に納まる茨城県の大井川和彦知事(左)とOrigami(オリガミ)の康井義貴社長=15日午後、茨城県庁

 茨城県は15日、訪日外国人の消費の取り込みや消費税増税による中小店舗へのポイント還元を見据え、スマートフォンによるQR決済サービス事業者「Origami(オリガミ)」とキャッシュレス決済の推進を目指す協定を締結した。県は決済データを分析し、新たな観光開発につなげて地域の活性化を図りたい考えだ。

 締結式で大井川和彦知事は「消費拡大やデータを使ったマーケティング戦略などメリットが大きい。キャッシュレス推進県を目指したい」と述べた。

 県は、2月中旬から始まる偕楽園(水戸市)の「梅まつり」で周辺の店舗や県有施設に導入する。


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