ANA、ロシア線新規就航へ 20年春目指す

 ANAホールディングス(HD)が、ロシア路線の新規就航に向けて調整を進めていることが15日、分かった。2020年春を目指しており、同社がロシアを目的地とする直行便を飛ばすのは初めて。日本とロシアの関係強化の動きを背景に、ビジネス客や観光客など新たな需要の取り込みを図る。

 就航を検討しているのは首都圏とモスクワ、極東のウラジオストクを結ぶ2路線。ロシアは将来性の高い市場と位置付けており、毎日の運航を目指す。

 ANAHDは18年度からの中期経営戦略で、未就航エリアへの路線拡大を進めるとしており、計画はその一環。


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