NY株続落、86ドル安 中国の景気減速懸念

ニューヨーク証券取引所のトレーダー=14日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、中国の景気減速への懸念から続落し、前週末比86・11ドル安の2万3909・84ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は65・56ポイント安の6905・92。

 中国が14日発表した2018年12月の貿易統計で、輸出と輸入がいずれも前年同月に比べ減少。経済の先行き不安が強まり、売り注文が優勢となった。米政府機関の一部閉鎖が長期化していることも売りを誘い、前週末からの下げ幅は朝方に一時230ドルに達した。


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