2019年1月14日 23:45 | 無料公開
14日、サウジアラビアの首都リヤドで、ムハンマド皇太子(右)と会談するポンペオ米国務長官(AP=共同)
【カイロ共同】ポンペオ米国務長官は14日、サウジアラビアの首都リヤドでサルマン国王やムハンマド皇太子と会談した。ロイター通信によるとポンペオ氏は会談後、サウジ人記者の殺害事件を巡り、責任追及が的確になされるべきだとの見解をサウジ側に伝えたことを明らかにした。サウジ側も責任追及を約束したという。
サウジは事件への皇太子の関与を一貫して否定し、関係者に死刑を求めるなどして収束を図る構え。トランプ米大統領はサウジとの関係を重視するが、米議会では皇太子への批判が高まり、政権は難しい対応を迫られている。