韓国で今冬最悪の大気汚染 かすむ街、外出自粛を要請

大気汚染で白っぽくかすんだソウル中心街を歩くマスク姿の人々=14日(共同)

 【ソウル共同】韓国各地で14日、微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染の観測値が「今冬最悪」の数値に達し、政府は屋外での活動を控えるよう呼び掛けた。ひどい地域では普段の6倍の大気汚染物質を観測。ソウルでもビルが白っぽくかすんで見え、マスクをする人が増えた。

 13日からひどい状況が続き、14日はソウルなどで大気1立方メートル当たりのPM2・5の濃度が一時100マイクログラムを突破。韓国メディアによると中国からスモッグが飛来したことが影響したとされる。

 韓国では、PM2・5の多くは中国に起因しているとの見方をしているが、中国側はこの説に反論している。


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