2019年1月13日 23:12 | 無料公開
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は13日、ボルトン米大統領補佐官が統括する国家安全保障会議(NSC)が昨年、対イラン軍事攻撃の可能性を検討するよう国防総省に要請していたと伝えた。複数の米当局者の話としている。同省が実際にホワイトハウスに具体策を提示したかどうかは不明。
NSCが検討を求めたのは、昨年9月にイラクの首都バグダッドにある米大使館や南部バスラの米領事館の周辺が迫撃砲などで攻撃された後。
ボルトン氏が、人的被害が出ていない事案への対応として軍事攻撃を模索したことに、国防総省や国務省には懸念が広がったという。