新成人が晴れ着でラグビー 被災地岩手、W杯の開催地

岩手県釜石市でラグビーを体験する晴れ着姿の新成人=13日午後

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県と宮城県の沿岸部で13日、成人式が開かれた。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場の一つ、岩手県釜石市では式終了後にラグビーの体験会も開かれ、晴れ着姿の新成人らも参加した。

 体験会は同市の商業施設敷地内のフィールドで実施。雪がちらつく中、色とりどりの華やかな振り袖やスーツを着た約30人の新成人らが、ボールを抱えて走ったり仲間にパスしたりした。

 高校の同級生と参加した短大生長洞江美さん(20)は「W杯で地元が盛り上がればいい。将来は信頼される保育士になりたい」と笑顔で話した。


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