国民民主、初の定期大会 「与党過半数割れ」目指す

国民民主党の党大会で気勢を上げる玉木代表(中央左)ら=12日午後、東京都内のホテル

 国民民主党は12日、昨年5月の結党以来、初めての定期党大会を東京都内で開き、夏の参院選で与党を「過半数割れに追い込む」と掲げた今年の活動方針を採択した。玉木雄一郎代表は政権獲得に向けて野党結集への意欲を表明。衆参同日選に関し「可能性は十分ある。むしろチャンスだ」と述べ、月内に衆院選候補の公募を始めると明らかにした。

 ただ、政党支持率は1%前後。玉木氏は「諦めずに活動を続ければ、必ず次の飛躍に向けた足場が形づくられる」と危機感をあらわにした。

 参院選では改選1人区と2人区で野党統一候補擁立を目指し、3人区以上では自前の公認候補を立てる意向を示した。


  • LINEで送る