世界銀行総裁候補、イバンカ氏も トランプ政権の意向反映か

イバンカ米大統領補佐官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は11日、世界銀行の次期総裁候補として、米国のマルパス財務次官やヘイリー前国連大使に加え、トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官の名前も挙がっていると報じた。トランプ政権の意向を色濃く反映する可能性がある。

 世銀は7日、キム総裁が任期途中の2月1日付で辞任すると発表。後任探しに着手したという。総裁は代々、米国から出す慣例があるが、今回を機に途上国からの候補を擁立する動きもあるという。

 世銀は途上国の発展と貧困削減を支援する国際開発金融機関。


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