サウジ記者の国際捜査要求 殺害100日で人権団体

 【イスタンブール共同】サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件から100日となった10日、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、殺害現場となったトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館前で、国際捜査を求める声明を出した。トルコメディアが伝えた。

 アムネスティの関係者は「ジャマル・カショギ通り」とトルコ語で書かれた標識を総領事館前の道路に掲げ、事件は未解決だとサウジ側に抗議。「カショギ氏に正義を」と訴えた。

 サウジ王室を批判していたカショギ氏は昨年10月2日、総領事館を訪れ、サウジ当局者らに殺害された。


  • LINEで送る