日航の客室乗務員、飲酒認める 国交省、改善勧告へ

日航機

 日航は10日、昨年12月の成田発ホノルル行きに乗務した女性客室乗務員(46)が当初の調査から一転し、飲酒を認めたと発表した。本人は否定していたが、日航は酒の臭いを感じた同乗の客室乗務員の証言などから飲酒があったと判断していた。機内で飲酒した疑いがあった2017年11月のホノルル発成田行きのケースも認めた。

 国土交通省は10日、客室乗務員の不祥事に関し、日航に対し11日に業務改善勧告を出すと明らかにした。同省は昨年12月、英国で副操縦士=懲戒解雇=が有罪判決を受けるなどの飲酒不祥事を踏まえ、同社に05年以来となる事業改善命令を出していた。


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