勤労統計問題、11日に詳細発表 公明幹部が見通し

 公明党の北側一雄中央幹事会会長は10日の記者会見で、厚生労働省の「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題に関し、根本匠厚労相が11日の閣議後会見で詳しい内容を発表するとの見通しを明らかにした。

 併せて「極めて遺憾で看過できない。厳しく反省を求める」と述べ、徹底調査を求めた。「統計調査は政策の前提条件で、国際的にも大事な資料だ。正確さが求められ、不備があってはならない」とも強調した。

 菅義偉官房長官は会見で、厚労省の精査結果を踏まえて2019年度予算案の組み替えの必要性を判断する考えを示した。


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