2019年1月9日 19:01 | 無料公開
日航機の尾翼
日航は9日、成田発米シカゴ行きの機長が2017年12月、乗務前の呼気アルコール検査を、同乗するもう1人の機長に代わりに受けさせた不正があったと発表した。日航は、2人を厳正に処分したとしている。
日航によると、機長は予備の検査で、呼気1リットル当たり0・09ミリグラムのアルコールを検出。乗務禁止となる0・1ミリグラムに近い値だったため、正式な検査の際、もう1人の機長に代わらせた。代わりに検査した機長からの報告で不正が発覚した。