2019年1月9日 18:22 | 無料公開
集会で「安全誓いの碑」の碑文を読み上げる、三菱マテリアル四日市工場の井垣和人工場長=9日午後、三重県四日市市(同社提供)
三重県四日市市の三菱マテリアル四日市工場で社員ら18人が死傷した爆発事故から5年となった9日、小野直樹社長や社員ら約130人が工場内に立つ「安全誓いの碑」の前で集会を開いた。井垣和人工場長は「事故を二度と起こさないとともに、風化させないよう努力を続ける」と誓った。
集会で井垣工場長が「安全な工場をつくることを誓います」と碑文を読み上げ、社員らは事故後に策定された行動基準を唱和。その後、現場近くに移動し、事故が起きた午後2時5分に合わせ犠牲者に黙とうをささげた。
事故は2014年1月9日に発生。熱交換器を洗浄中にふたを外したところ爆発した。