冬型気圧配置、北陸や長野で大雪 太平洋側は空気乾燥

積雪した青森駅周辺を歩く人たち=9日午前

 日本付近は冬型の気圧配置が強まり、8日から9日午前にかけて東北や北陸の日本海側、長野県や関東北部の山沿いを中心に大雪になった。午後は大陸から高気圧が張り出して雪は次第に収まるが、その後も全国的に強い風に注意が必要だ。

 気象庁によると、9日朝までの24時間に新潟県妙高市で65センチ、長野県野沢温泉村で55センチ、福島県檜枝岐村で44センチ、群馬県みなかみ町で38センチの雪が降った。埼玉県熊谷市では平年より11日遅く、昨年より13日早い初雪を観測した。

 太平洋側では空気が乾燥して強い風が吹いており、気象庁は火の取り扱いに注意を呼び掛けた。


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