ソフトバンク、米投資縮小へ 共有オフィス

ウィーワークが昨年4月に開業した東京・銀座の共有オフィス(同社提供)

 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は7日、ソフトバンクグループが米共有オフィス運営のベンチャー企業、ウィーワークへの投資計画を当初の160億ドル(約1兆7千億円)から約20億ドルに縮小したと報じた。8日にも発表する。関係者の話として伝えた。

 ソフトバンクがサウジアラビアの政府系ファンドなどと設立した10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が資金を拠出する見込みだったが、政府系ファンドから多額の投資に懸念が出ていた。最近のIT関連企業の株価下落も見直しの背景にあるとみられる。


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